【滋賀県】五箇荘金堂(東近江市)

近江八幡と並んで近江商人発祥の地と言われているのが五箇荘。 

一帯はほぼ平坦な水田地区で、平安時代には5カ所の荘園が置かれていたが(だから「五箇荘」という地名がついた)、江戸時代は天領となった。  

その中心になっているのが金堂地区で、江戸時代後期に入ると農閑期の余業として始められた五箇荘商人の活動が始まる。  

主に呉服・太物・麻布などを商い、天秤棒を担ぎながら全国各地に分散するようになる。  

そんな豪商たちの本宅が金堂地区に多く建ち並び、周辺の水田風景と合せて歴史的風致を作り出している。


【滋賀県】五箇荘金堂「寺前通り」(東近江市)201705 

五箇荘の中心にある弘誓寺など寺院が並ぶ寺前通りには水路が通っていて、歴史的町並みの風情を演出している。 

水路には鯉が泳いでおり、「寺前・鯉通り」と呼ばれている。


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郷愁の風景

(旧★KENTAの写真創庫★) 東京や近郊(ごくまれに遠方)を中心に、 散歩がてらデジカメ📷で下手糞な写真を撮り続けています。 人様にお見せするというよりは、忘備録的なアルバムとなっています。 【主な対象物】 古い民家や街並み 遊里跡(遊廓・赤線・カフェー街・花街) レトロ建築 その他心象風景