【富山県】岩瀬(富山市)


富山市街地から北へ7㎞程離れた港町「岩瀬」は、近世に富山藩の外港、特に北前船の寄港地として繁栄した。 

富山は加賀前田家の支藩だった越中富山藩の城下町だったが、昭和20年8月にB29戦闘機による空襲を受け、市街地のほぼ全域が焼失している。

しかし、岩瀬は市街地から離れていたため、前述の戦災からは免れ、往時の町並みを残している。

財をなした商家が建ち並ぶが、この地方の特徴として、1階の出格子に「スムシコ」と呼ばれる竹簾が架けられている。

中から外の様子を伺うことはできるが、逆に外からは中の様子を伺う事が出来ない仕組みになっている。

国重要文化財の「森家住宅」は明治11年に建てられた商家で、見所が多い。


【富山県】岩瀬「森家住宅」(富山市)201407  

岩瀬の町並みを代表する、国重要文化財の「森家住宅」は明治11年に建てられた商家で、見所が多い。


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郷愁の風景

(旧★KENTAの写真創庫★) 東京や近郊(ごくまれに遠方)を中心に、 散歩がてらデジカメ📷で下手糞な写真を撮り続けています。 人様にお見せするというよりは、忘備録的なアルバムとなっています。 【主な対象物】 古い民家や街並み 遊里跡(遊廓・赤線・カフェー街・花街) レトロ建築 その他心象風景